楽観的 2018ファイターズ リリーフ投手陣
昨日ブログを書いていて、先発投手陣は楽観的に見るとけっこういけるんじゃないかと割と思っていました。
しかし増井選手、マーティン選手、谷本選手が抜けたリリーフ投手陣は相当厳しいのでは?と楽観的に見ても思ってしまいますがはたして、、、
まず期待したい選手は新外国人トンキン選手!
トンキン選手はメジャー四年連続10試合以上登板の実績があります。特に2016年は65試合も登板しました。
映像と成績では奪三振率が目を引きます。
2016年の奪三振率は10.0
去年31試合投げたAAAでは13.2と
破格の奪三振率です。
それでも防御率が悪く控えリリーフに回っている原因は高い被安打率と被本塁打率。
先発のマルティネス選手も高かったですがトンキン選手は図抜けて高く去年メジャーでのHR/9は2.6通算でも1.5あります。
これだけ三振を取れるのにホームランを打たれる原因は間違いなくコントロールでしょう。映像で見た限りでもコントロールはアバウトでした。
ただ、メジャーでこれほど三振を奪ったボールの威力があれば日本でもバシバシ三振を取れるはず。日本ではメジャーほどのパワーヒッターはなかなかいないので投球にも余裕が出てくるはずです。
日本ではコントロールの甘さから粘られてしぶとく出塁される場面が増えそうですが三振は取れるのでクローザーとして防御率1点台30セーブ以上を期待したいと思います(^^)
次は鍵谷選手
去年キャリアハイの60登板、防御率2.53を記録しました。
鍵谷選手が良くなった原因はコントロールの安定だと思います。
150前後の力のあるストレートで押すピッチングですが変化球で空振りを取るイメージがなく決めきれないところで甘く入ったボールを打たれるパターンが昔はよくありました。
しかし去年は甘く入ることが減ったためパワーで押し切れる場面が目立ち結果にも繋がりました。
ここぞの変化球がないのでクローザーには心もとないですが、谷本選手がいない今6.7回を任せられるのは鍵谷選手ではないかと思います。
宮西選手
ファイターズ鉄の左腕です。
去年もいつもがっつりブルペンを支えてくれているのですが、去年はストレートの割合がかなり増えたので、そこが気になっています。
宮西選手は大半スライダーを投げるスタイルですが、何かスライダーに問題でもあったのでしょうか?
なんだかんだ今年もやってくれると思いますがスライダーとストレートに注視して応援したいと思います。
実績は多くないが有力候補のリリーフ投手は公文選手と白村選手です。
彼ら2人はボールの威力は抜群ですがコントロールが不安定な部分で似ています。
公文選手は変化球の精度を、白村選手はストレートの威力を取り戻せば勝ちパターンにも入ってくるのではないでしょうか。
他にも去年37試合投げた石川直選手、井口選手や田中豊選手、玉井選手などの成長に期待したいところです。
そして個人的に注目している選手が上原選手。
上原選手は去年のオフにオーバースローからサイド気味に腕を下げる意向のようです。
根拠はまったくないですがこのサイド転向には私も賛成です。
上原選手のフォームをみていると窮屈というかガチャガチャしているというか、持っているエネルギーを持て余している印象でした。それを体のひねりから長い腕でブンと横に投げ込むといいボールがいくのでは想像しています笑
とにかく上原選手は新人挨拶の時ファンの前で歌ってしまうほど明るく陽気な性格のようなので細かいことを考えず、自分の力を出し切るリリーフが一番向いている気がします。
ちょうどサイド転向とリリーフ投手の不足が重なっているので一気に彼の居場所を築き上げるチャンスではないでしょうか?
最後に新人の西村選手
150km級のボールを苦になく投げれるパワーが魅力のピッチャー。そのパワーからリリーフ向きの印象ですが、私の印象では先発もいいんじゃないかと思っています。
コントロールも悪くないですし、スライダーやフォークの精度も悪くないです。
何より先発でも常時140後半のストレートが魅力的。西村選手は初年度の加藤選手のように中継ぎ先発両方をこなして大活躍することを期待しています(^^)